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芋煮がおいしゅうございました [食べ物]

久しぶりに芋煮作ってみました。高級肉は使わず、安めの牛肉でしたけど、おいしかったです。

季節の風物詩ですが、残念ながら河原に出かけての芋煮でなく、インドアでした。

東北のひとに言わせると、地域によってレシペが違うそうで、大きな違いは牛肉か豚肉のどちらを使うか。福島の友人は、豚肉でトン汁のように作ってくれたことがありました。

山形の方によると、米沢牛の高級肉を使い、肉代には糸目をつけないとか。ほんとかな。

もちろん芋煮の主役はサトイモ。牛肉はわき役になってしまいます。相性の悪いこんにゃくも、好きな具材だから、たっぷり入れました。

普段あまり使わないダッチオーブンが、良い雰囲気を出してくれました。

あと、翌日の昼ごはんのうどんつゆにも活躍してくれて、たっぷり楽しむことができました。

秋だけに楽しむのはもったいない料理ですよね、年間通じて作りたいものです。

サザエとイカとヒジキ・・・田舎のごちそう [食べ物]

以前も書きましたが、昨日田舎からまたサザエとイカとヒジキ、田舎のごちそうを送ってきました。ちょっと遅めの晩酌を、日本酒でおいしくいただきました。

サザエは塩ゆで、と言っても今回はかみさんがゆでたので、塩も入れずにそのまま茹でただけです。茹で過ぎず、おいしくいただけました。

ヒジキは生のヒジキを茹でただけで、市販の黒い乾燥ヒジキとは全く違います。サラダ感覚で、マヨネーズ、ドレッシング、ポン酢でモリモリいただきます。

一緒に漬けものも入っていました。これはちょっと説明できないんですが、田舎の味で、ほんとにおいしくできてました。

ごめんなさいね、話だけで…

インスタントカレーを作ってみました [食べ物]

週末かみさんが不調だったので、初めてインスタントカレーを作ってみました。インスタントとは言っても、レトルトではなく、最後にできあいのルーを溶かすやつですよ。子供のいる家庭であれば、週に一度は作る(?)あれです。

* カレーでインスタントと言うのは、レトルトのことを言うのかもしれませんが、私はルーを溶かすだけでできてしまうカレーも立派なインスタントだと思っています。

とは言っても、肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモなどを切って炒めて煮るは必要ですから、手間暇と時間はそれなりにかかります。でも調理時間は準備と炒め、煮込みだけを考えると30分ですね。

料理は時間と手間暇かければおいしいものができると勘違いしている人がいますが、それは大きな間違い、逆に失敗を招く場合が多いです。特にインスタントカレーなんかは、20分でできるように設計されていますので、それ以上に時間や手間をかけないほうがよいようです。

カレーライスは日本人の国民食ですから、本格的なカレーとは非なるものと、最初から考えておいたほうが良いでしょう。

昔は本格的なカレーはどうやってできるのかとチャレンジしてみたことがありますが、努力の割に結果が伴わないので、あきらめました。まず、フレッシュな香辛料を、適量(個人で使用する量)どう集めるか、どんなカレーを作るのか・・・日本カレー、本格インド(これも無限に種類あるんでしょうね)、そのほか・・・どんなカレーを食べたいかの原点で、方向性が定まりません。結局カレーは、日本食カレーライス->インスタントカレーに尽きるんではないかと。それでもやはり、おいしいんですよね。

なんか久しぶりの洋食コースディナーいただいて [食べ物]

最初はナイフフォークは、どっちから使うんだっけ・・・と考えてしまうくらい、久しぶりのコースディナーでした。

住んでいるところの、ちょっと路地を入った目立たないレストランでしたが、値段もリーズナブルで、決して高級料理ではありませんでしたが、しっかりとした隙の無い料理で、とても良い食事の時間をいただきました。

特筆するのは・・・知ってか知らずか、私たちのメンバーは、ご近所のひとたちの慰労会のようなもので、普段もよく話はしますが、またあらためて食事の中でとりとめのない話を楽しみにしていた状況でした。食事をサービスするのが、とてもゆったりとしていて、遅れてくる方の時間まで計算していたんじゃないかと思えるほどの、「ちょっと遅いんじゃないの」と言われそうなペースでしたが、それがまたみんなの会話を盛り上げてくれて、アルコールが進むにつれて、だんだん声も大きく・・・そしてまた食事で静かに。

食事をエンターテイメントにできるんだなぁと、感心させられてしまいました。ごちそうさまでした。


うなぎが好き [食べ物]

昨日はお昼に、久しぶりにうな丼を食べました。今年うなぎは2食目、大好きなんですが、ご承知の通り高くてなかなか手が出ません。

今年初回は、お馴染牛丼屋さんでした。2回目も食べようとしたら、もうシーズン終わっていました。

昨日はちゃんとしたうなぎ屋さんでしたが、ランチですから控えめにうな丼に、それでも¥1500!!

うなぎ蒲焼のように濃いめのタレで食べるものは、結構食材の風味を邪魔してしまうものが多いんですが、食材が癖のあるものであれば、臭みやエグミを緩和してくれます。うなぎの蒲焼きは、とても優れた調理方法だと思います。

関東関西で調理方法が違いますが、本来は素材によって調理方法を変えるべきと思います。天然ウナギのようなクセがきつすぎるウナギには、白焼き(蒸し)が向きます。

実は紹介したかったのが、日本海では11月から12月にかけて、イカ釣りのときに漁火に集まる小魚を狙って、天然のウナギが水面に上がってきます。それをタモ網で掬うんですが、1シーズン5本前後しか獲れません。もちろん市場には出回りません。

それはそれは巨大ウナギで、最近たまにテレビで出てくることがあります。太さは普通のウナギの3倍以上あるんではないでしょうか。これから太平洋の産卵場所に旅をしている途中のウナギです。

このウナギあまりに厚い皮と、それがまた丈夫なために、竹串どころか金属の串すらも刺せません。そのまま焼いてもあまりの脂に、炭火でも全く火が通りません。

ほどよく蒸して脂を落として、タレで焼いて分厚い肉をガブリとすると、うま~い。ただ蒸し加減が難しいのと、天然の生臭さを何とかして減らすのがまだ私の課題です。

こんな超レアな食べ物、残念ながら地元の人しか味わえません。うらやましいでしょ?

サンマの季節 [食べ物]

サンマが出回る季節になりましたね。この季節、毎日でもOK。.大根おろしとの相性は抜群ですね。究極の日本食と言ってもいいでしょう。

最近は私の住むN田市や東京でも、サンマの刺身が食べられるようになり、もうスーパーでは普通におつくりになって出ていますが、私が上京した頃にはまだ一般的でなく、サンマの水揚げのある漁港の隠れた食べ物だったようです。この辺では銚子ですが、初めて食べたサンマの刺身のおいしかったこと!!

サンマは美味しい。ところで・・・

30年以上前に、山陰から出てきて初めて食べた物がいくつかありますが、そのひとつがサンマ、納豆もそうでした。「なぜこんなおいしいものを、俺は18年間も食べなかったのか」と、後悔?した記憶があります。私の田舎では、サンマは漁師が浜で捨てていた記憶があります。今でこそ流通が発達し、納豆もサンマもスーパーで見るようになりましたが、当時はありませんでした。今たぶんサンマは太平洋側から送られてきているんだと思います。

脂ののったサンマは太平洋側で獲れ、日本海のものはおそらくパサパサなんだと思います。

一度富山でそんなことを考えながら、サンマの塩焼き定食を食べました。やはり慣れた魚ではないからでしょう、ご丁寧に切り身を入れて、おまけにワタまで出してありました。せっかく乗った脂を、切り身で落とすなんて、ワタは食べなくても一緒に焼かないと旨みが身にしみない・・・

親父が以前こんなことを言ってました。「スーパーで売っている干物はきれいすぎる。こんなんじゃワタの旨みなんてあったもんじゃない。ワタは少しこびりつくくらい残して、水で洗うのはちょっとでいいんだ」と。良いこと言いますよね。でもそれを補うために、化学調味料の入った塩水や、後で油を足しているのかもしれませんが。

今夜もサンマを一本、焼いて食べようかな

燻製シーズン到来? [食べ物]

雨にたたられたものの、週末は地域子供キャンプに参加し、初めてアウトドアで燻製を作ってみました。普段は家で、夜仕込んで、朝早起きして燻しあげるのを、朝の部分を外に持って行きました。

メニューは定番チャーシュー、燻タマ、そして初トライは燻製ローストビーフで、いずれも出来栄えは70%くらいでしたが、みんなおいしいと言ってくれて、結果大成功でした。

竃で作る燻製は火加減のコントロールが難しく、おまけに火の管理をひとに任せてしまいました。

酔っ払ってヘロヘロ状態になりながら、「燻製は香りで食べるもの。少しぐらい味が濃かったり薄かったり、火の入りが悪くても、その香りがカバーしてくれて、何でもおいしくしてしまう」と、主張してました。本当です。それに加え、アウトドアと言う環境と、暗いキャンプサイトが、あらゆるマイナス要素をかき消してくれます。

色つやの足らなかった燻タマ、火の入りすぎたローストビーフ(厚肉の焼き肉になってました)は、ご愛敬でした。


冷蔵庫お片づけ、スパゲティ [食べ物]

普段の昼ごはんは、ほとんどが麺類で、スパゲティの場合が多いです。

段取りが簡単なんですよね、お湯を沸かしてる間に具の準備ができます。

具はあえるか、茹で湯で一緒に茹でてしまうか、オーブントースターで焼く、フライパンで炒めて茹でた麺に混ぜるなど、ほとんど手間が少なく、洗いものも少なくて済みます。

乾麺の蕎麦もよく食べますが、小さなことですが麺を冷水にさらす、早く冷やすためにあらかじめ冷水を用意しておくなど、段取りがひと手間多くかかります。

私の場合ほとんどオリ-ブ油でチリとにんにくを炒め、味付けは塩コショウです。好きなのはカルボナーラ!!ほかにシーフードミックスや、和風では納豆+卵にかつぶしをかけたり、ちょっと変わったものとしては、あさりのワイン蒸しの残りスープを、麺にからめて食べたりします。麺がおいしいので、トンガラシとにんにくだけでも十分いただけます。

冷蔵庫の中にあるものを、何とか具にして食べてやろうと、いろいろ考えるのが楽しく、飽きません。

そしてイタリアから輸入された、デュラムセモリナスパゲティは安い!!ものによっては1キロ200円のものもありますよね。10食200円、1食たった20円です。カトキチの冷凍うどんが80-100円、いつも食べている蕎麦が140円と考えると、とんでもなく安くて、とても美味しい!!。

さて今日はどんなスパゲティにしようかなぁ・・・

イカ刺しは美味しい [食べ物]

イカ刺しはおいしい、なんて、あたりまえ過ぎて議題にならない?日本海のイカはほんとに、とても、たいへん、すごく美味しいんです。

イカを美味しく食べるには、居酒屋の黄色くなったイカ刺しを、ひと切れずつ食べても分かりません。夜に獲れたまだ生きているイカをさばいて、朝から皿に大盛りにして、醤油をぶっかけて、ご飯を掻きこむようにモリモリ食べます。そんな贅沢できない?ごめんなさい。

イカもしかり、日本海の魚はだんだんと獲れなくなってきました。獲りすぎでしょうか?私はそれでけでなく、他にも原因があると思います。次回はそんな自然の変化について書いてみたいと思います。

イガイの話 [食べ物]

きょうは意外な話…ではない、イガイの話。イガイと言う貝がいます。なぜかあまり知られていない。実はそのほうが良い。日本人はおいしいものを発見すると、すぐ食い尽くしてしまいますから。

こどものころの私の海水浴は、船で島に渡って魚介類を採ること。都会に出てきて知った、ビールを飲みながら、水着姿をめでることなんてありえませんでした。そしてそのほとんどが、イガイ採りだったと記憶しています。そのイガイの説明のあるURLを紹介します。

http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/igai/igai.html

説明の通り、いろんな料理法があり、とても美味しい貝です。当時はサザエやアワビには目もくれず、毎日イガイを採っていました。

田舎ですから、料理法は限られていました。せいぜい塩茹で、てんぷら、炊き込みご飯でしたが、毎日食べても飽きない、夏休みのご馳走でした。

採り方は、潜って2-3メートルの磯に張り付いている貝を、バールで岩からはがし、手袋をした手で引きちぎります。ですから一回の潜水で1個か、上手くいって2個。生息している場所が、外海に面した荒波に洗われるような場所ですから、体力のいる、あまり効率的な漁ではありません。サザエのように、ひと潜りで3-4個とれるようなことはありません。これをやっていると、体力がどれだけあるかが良くわかります。私はもう50個は採れないでしょうね。

数年前に、「まだいるのかなぁ」と思いながら潜ってみると、昔採ったような大きな「ババ」はいませんでしたが、十分なボリュームのイガイが、まだ採れることが分かりました。

今年もぜひ食べてやろうと、田舎に帰ってチャンスをうかがいましたが、天候に恵まれず、やっと採れたのは田舎から帰る最終日でした。

2-30個クーラーボックスに詰めて千葉に持ち帰り、まずは電子レンジでチン…うま味たっぷりのイガイをアツアツで。仕合せ…あふれた汁は残しておいて、シーフードスパゲティのスープに。

次に塩茹でにして、そのスープを使って炊き込みご飯…ちょー仕合せ…。

最後に残りは、冷凍しておいて味噌汁で・・・なんておいしい思いをしていたら、夢から覚めました。

きっとイガイも漁獲規制があるんでしょうね。

さてもしイガイに興味を持っても、食べないほうが良いです。一度知ってしまうと、居なくなるんですね。すぐ絶滅です。採りつくしてしまうと、また成長するのに何年もかかります。あんだけおいしいものでありながら、なぜ今まで生き残ったんでしょうか?たぶん潜水に体力がいるのと、凪の日でないと採れないからでしょうね。商業ベースに乗らないんだと思います。

私のささやかな楽しみを紹介させていただきました。体力のあるうちに、こどもに引き継がないと。

タグ:イガイ 潜水

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