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オスプレイ沖縄配備「差別の象徴」 大江健三郎氏ら声明 [沖縄]

そうそう、私の意見と同じですね。大江さん、こういうISSUEに出てきて、良いこと言う人ですよね。以下、朝日新聞の記事・・・

 作家の大江健三郎氏らが24日、米新型輸送機オスプレイの沖縄配備に反対する声明を発表した。声明は、沖縄への配備は「差別、不公平の象徴」としたうえで「沖縄は、もはや犠牲に耐えられないと声をあげている。その意思を無視した政策を国が強行するなら、それは民主主義国家ではない」と非難している。

尖閣問題などがあるから、日米安保のための配備という話がありますよね。具体的な作戦とか、計画があるんでしょうか?

ところでだれも住まない尖閣に飛んでって、何人の人の命が助かるんでしょう。それとも、戦争になって、殺しあいの道具としてしか考えてないんでしょうか?

オスプレイが配備されれば、もうそれは「そこにある危機」です。尖閣問題で、まだ何も分からない状況からすれば、落ちた実績があり、人が死ぬ可能性の高さは、そこに住む人にとってどっちが大事かは明確です。それともまた「沖縄人は日本人のために犠牲になれ」と言うんでしょうか?

オスプレイがあれば、尖閣問題が解決するわけではないでしょう。沖縄の人たちは、オスプレイで命をかけて尖閣を優先しますかね。日本人は太平洋戦争のときと同じく「日本人のために命をかけてくれ」というんでしょうか。

あの時も沖縄の人たちは、アメリカ人より味方であるはずの日本人に殺された・・・


オスプレイが飛び始めたらしい [沖縄]

岩国基地ではオスプレイの試験飛行が始まったらしいですね。アメリカ国内での試験飛行ができないのを、日本で行うのは、日本はアメリカの植民地みたく考えられているからでしょう。それは政治がそういう状況を作り出しているに他ありません。

基地問題が沖縄で非常に大きな問題となっていることを、理解している日本国民がどれだけいるんでしょうか。実は私もよく分かりません。でも集会やデモの規模を見る限り、それは反原発・脱原発に比べればとんでもなく大きく、人口の比率からすると沖縄県民にとっては本当に切実な問題だということが分かります。

普天間基地移転、鳩山に二転三転して翻弄された宜野湾問題、そしてこのオスプレイ問題。全然事態が改善されない、負担が減るどころか増えている現状は、沖縄県民にとっては、反対運動しても何とか事態の悪化を遅らせる程度のことしかできない、でもやらないともっと早く悪くなると考えているんでしょうか。

これは同じ日本国民として、対等に扱われていない、差別ではないでしょうか?いっそオスプレイをほかの米軍基地、岩国や横浜、横田にも同じように広げたらいかがでしょう?

何となく尖閣問題にも絡めているようにも感じますが、じゃあ明日、米軍がオスプレイを使って尖閣問題にどう対応してくれるかなんて、何にも議論されていません。大体尖閣問題は、アメリカがどうこう言う問題でもなく、立場も決して日本側ではないじゃないですか。

この構図は、安全が全然対策されていないのに、電力不足を言い訳に無理やり稼働させた大飯原発とよく似ています。ほんとこのふたつの状況はよく似ています。

沖縄復帰40年~ある昆虫少年の思い出 [沖縄]

私が初めて沖縄に行ったのは、17歳の高校生でした。ひとり、山陰の家を出て沖縄を回り、帰り着くのに28日間かかりました。

あれから35年がたちました。ということは当時本土復帰して、5年で行ったことになります。当時は沖縄海洋博覧会が開催された翌年で、車はまだ右側通行でした。

田舎の貧乏人の子せがれが、1か月近くも沖縄旅行するなんて、何とも考えられないことですが、ま、そのことは置いておいて、子供心にとても楽しい冒険でした。西表島、石垣島から帰りたくなくて、台風の影響で帰れませんとか言って、しばらく延期したりしました。

実際には夜行列車を乗り継ぎ、途中立ち寄りもして、鹿児島から沖縄行きのフェリーに乗って本島にたどり着くだけで1週間くらい要して、帰りは大阪周り山陰本線の夜行で帰るという、子供にとっては大旅行でした。変な子供でした。

何しに行ったかですか?実はもっと子供のときに私は昆虫少年で、沖縄には珍しい昆虫がたくさんの種類いると信じ、お金をためたんです。でも実際行くころにはもうあまり昆虫には興味はなくなっていましたが、なぜか沖縄熱だけはふつふつと残っていたようです。

昆虫少年と言えば、ファーブル昆虫記がバイブルですよね。私はいまだに昆虫の本を読むのが好きで、ファーブルがたぶん口をとんがらせて、口泡をとばしながら唱えた、反進化論を信じ、私の一生の勉強テーマです。反進化論については、またの機会にお話ししましょう。

沖縄では海を楽しみました。西表で楽しんだリーフでのシュノーケリングの1週間は、最高の思い出になりました。

昆虫は、本土から来た大学生につきあって、石垣島の山に昆虫採集に登ったのが唯一のアクティビティでした。

当時沖縄では食べ物については貧しく、たぶん私が分からない、調べない、高校生には興味がなかったからだと思いますが、今ある石垣牛とか、沖縄そば、八重山そばなんてありませんでした。

沖縄旅行の思い出は、私の人生の最大の宝物です。

ところで昆虫採集をしているひとを白い目で見るのはやめましょうね。昆虫は確かに守るべき生物のひとつかもしれませんが、人間の日常生活が最も自然を脅かしているのが事実です。昆虫採集愛好家によるインパクトなんて、住宅地や道路、ゴルフ場の造成などのブルトーザのひとかきに比べれば微々たるものです。そのひとかきは、昆虫だけでなく植物も微生物も何もかもを殺しているんですから。

ところで子供のころから長年離れていた昆虫採集ですが、今年わたしはゾウムシ、オトシブミ採集を始めようかと、ひそかに計画しています。楽しむために顕微鏡が必要な、とても美しいむしたちです。

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