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日航再生の陰に・・・

先日近所の少年野球グランドを通る際に、ご無沙汰していた友人が、相変わらず元気そうに子供たちに野球を教えている姿を見かけ、試合中に失礼してご挨拶しました。

日航の整備に従事し、たまたま同郷から上京され、同年代同士、同年代の子供を持っていることから、話題も会い、以前はよく飲んだものでした。

その後日航が破たん、更生法が適用され、土地柄私の周りにはその方も含め日航を退職された方が多く、1年以上再就職先が見つからなかった方や、いまだ仕事に就けていない方もたくさん見られます。

日航の破たんは、企業の放漫経営だけでなかったことは周知のことで、あらゆるしがらみにとりまかれ、採算の取れない路線を政治家に押しつかれるなどの、利権がらみの末でした。そんな面からみると、まじめに働いてきた人たちには、本当にかわいそうな破たんでした。

東電・原発事故もそれに似た事例でした。

田舎から、日本を代表する優良企業に就職し、公務員の様に人生を保証されていたはずでした。でも今は国鉄も、電電公社も、郵政省も、東電も、どこも旧態然とした企業が生き残る保証はなくなってきました。

これからも日航はLCCの攻勢を受け、安泰に生き残っていけるかどうかは分かりません。日本の企業が、世界の企業とコスト競争ができるような時代でないことは、ほとんどの産業で直面しています。

他人事ではありません。

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