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悪天候で、交通機関混乱 [交通機関]

突然猛烈な低気圧が発生し、日本を襲いましたね。こんな時期に、こんな低気圧が発生するなんて、私には記憶がないんですが。

これだけの荒れ模様になると、ほとんどの交通機関がマヒしてしまって、巻き込まれて不自由した人も多いと思います。仕事柄休めない人も多いと思いますが、できればこんな日は家から出ないほうが、または職場から帰らないほうがいいのではないでしょうか?
ただ日本人はこんな危機管理に疎いような気がしますよね。

悪天候で電車や飛行機を運休したり、減速・減便するのは、安全のために行うことであって、利用者はそれで不便を受けても、しかたない、容認する気持ちは大切ですよね。
台風でフライトがキャンセルになって、窓口で文句言っている人がいますが、この人のために飛ばすことはできないし、こんなのは最低だと思います。

ところでこの不況や社会情勢、仕事に追い詰められて線路に飛び込む人もたくさんいます。そのために電車が止まって後片付けをするのに、鉄道会社は大きな損害だということで、遺族に多額の損害賠償をすると聞いたことがあります。これは多分費用請求が目的でなく、鉄道自殺を思いとどまってもらうための作戦なのでしょうが。
私は以前からこの対応には疑問があるんですよね。逆に遺族は、簡単に自殺できる環境を提供している鉄道会社に、その不備を訴えることはできないものかどうか。
自殺する人は思い悩み、正常な精神状態ではなくなっています。目の前に電車がやってきて、ひょいと飛び込めば死ねてしまうわけです。
鉄道事故で亡くなる方は、自殺者だけではありません。酔っ払いであったり、危険が良く理解できない小さな子供であったり。プラットホームは、そんな人たちにとって死と隣り合わせの危険なスペースです。
今でこそ、地下鉄や新幹線で設置されているようなゲートをつけるところも増えてきましたが、これって至極当たり前のことで、自殺といえどもこれで防げた可能性があるのですから、安全運航するための必需品ではないでしょうか。
アメリカではコーヒーをこぼして手にやけどをしたということで、マクドナルドが敗訴し、多額の賠償をしたケースがありました。日本人って、長いものには巻かれろ、大きな会社には反抗しないような風潮があるような気がします。

また、以前福島で震災後、放射能を心配したタクシーの運転手が、乗客の要望を拒否してたたかれたことがありました。私はこれ、なんかすごくいや~な感じがしました。個人が自分の安全を確保するために、危険(かもしれない)場所に行くことを拒否することが、なぜ非難されることなのか。自分の安全は自分で守る権利は、もっとも根本的な権利だと思うんですが。

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