3.11を過ぎて

3.11には、市川の集会に行ってきました。
長い平和に慣れてしまった日本人は、自分も含めて集会やデモ行進なんて、緊迫感も何もないだらだら行進。若いころ代々木公園で参加したメーデーの集会、あれもお祭りだったなぁ。
でも2時46分に歩きながらも心の中で黙とうし、原発再稼働絶対反対を思いながら、やはりだらだら行進をつづけていました。
小学生の子供に「お前どう思う？」程度の意識喚起をする程度で、家族を誘うでもなく、ひとり静かに歩きました。こんなことしても何の意味もないかもしれない。
このところテレビ新聞では、大飯原発再稼働に向けた動きを伝え、「地元の同意が必要」と言いつつも、「政治判断」という表現が、だんだんと勢いを増している。どうもこのままやはりだらだらと、最後には押し切ってしまうんだろうか。
テレビで被災地のがれきに対して、受け入れ反対を科学的、理論的な思考でなく、感情で反対している少数の意見が政治家を動かせなくできるのに、なぜ科学的、理論的にはっきりしている原発再稼働反対では機能しないのか、不思議ですね。なぜ我々の意見が、デモでなく直接政治家に対して意見できる場がないのでしょう。
がれきの問題に、原発再稼働ほど政治家が精力を使わないのは、そこに利権がないからだろうな。それほど莫大なお金の動く原発は大事で、がれきを受け入れてくれたら、1兆円を政治家にばらまいてあげるといえば、動くんだろう。日本の政治家なんてそんなもんだ。
事故責任者の東電社長、吉田所長が逃げ出し、大うそつきの斑目も最後に本音をしゃべったら、念願通りのお払い箱、国民をだまし続けた枝野はまだまだ政治家を続けそうだし、もう名前も忘れたが東電の広報担当者、しかしよくまだ恥ずかしくもなくメディアの前に出てこれるよね。
NHKほか、TV局の解説者は、国や東電の嘘を代弁し、真実を隠し続け、出てこなくなった人も多いけど、きっとほとぼり待ちなんだろうな。
いかんまた愚痴になってしまっている。今日はここまで。