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教職員の駆け込み退職「許されぬ」 文科相、対応を示唆 [記事]

下村博文文部科学相までこんなこと言っています。おだまりなさい。

私もね、公務員の退職金は高すぎるとは思いますよ。でも退職金も給与の一部じゃないですか。今までもらえるものとして働いてきたのを、急に減額を決めたのは国であり、追随した地方自治体なわけですよ。前にも書いた一方的な契約内容の変更です・・・退職金は辞令には書いてないからあたらないか。でも誰でもわかる金額の透明性はありますよね。

契約内容を変更するということは、まず「契約内容をのむか否か」、つまりやめますかどうしますか?と聞いているのと同じことです。

つまりもらえるべきだったお金をもらわないで働きなさいということは、お金払って働かされるようなもんですよね。働かされる立場からすると、そんなバカな話ありません。

国や自治体は反省こそすべきで、退職者に文句言える筋合いは全くないと思います。

埼玉県知事に早期退職する先生を非難する資格はない [記事]

ひどい話です。退職金が減額されるから早期退職する先生を非難する上田埼玉県知事。ニュースなどでも批判的な表現が多いですが。

給料は労使間の最も基本的な契約ごとです。その一番上にいる地方自治体のトップが、一方的にその契約を破棄しておいて、非難するなんて言語道断ではないでしょうか?

たった150万円だけのために先生は辞めるんでしょうか?私はお辞めになる先生方は、決してお金だけのためではないと思います。可愛い生徒たちを最後まで見届けることなく去る気持ちはいかほどかと思います。そこまでして先生方は訴えたいんではないんじゃないでしょうか?

あわてた自治体は、臨時の職員の準備に入りましたが、なぜこのような事態が予想できなかったんでしょう。この問題は、日本人の根底にある甘さを露呈しているような気がします。3.11の原発事故を防げなかった。アルジェリアの現地日本人がテロで殺害されてしまった。いずれも準備がなされてなく、問題を想定できない甘さにあると思います。

本来は制度を実施する前に、あらかじめ臨時職員の準備があってしかるべきだと思います。「先生お辞めいただく準備はできていますから、どうぞ」が当然で、もうひとつ突っ込んで言えば、退職後2か月間を、引き続き臨時職員で続けてもらえばいいじゃないですか。

長年働いてくれた先生に日本的な義理人情を押し付ける、あまりにも配慮を欠いた対応だと思います。

③大阪桜宮高バスケットボール部部員自殺問題 [記事]

いじめによる自殺に続き、体罰による自殺…痛ましい状況です。しかしこれも氷山の一角であることは間違いないでしょう。

この話題で、最も重要な部分が十分に議論されてないことを心配します。それは体罰+心罰の両面で考えなければならない点です。

体罰といえば聞こえが良い?しつけと称して虐待死させる親と何が違うんでしょう。体罰は、なんと理由をつけようと暴力、暴行ですから犯罪です。それを擁護する声があることは理解できません。

国際大会などで、ドーピングが厳しく規制されているように、ルールを守った上でのスポーツでなければならないと思います。犯罪を犯してでも勝利することを理解する関係者がいることは、勝つためには何をしてもいい、それが犯罪でも、ということでしょうか。

話にあまりあがらないのが、体罰を与えているときに必ず言葉の暴力も行っているだろうことです。体罰によるけがは時間がたてば治りますが、体罰を伴う言葉の暴力による心の傷は治りません。

そしてもっと怖いのは、体罰や心の暴力の連鎖でしょう。体罰や心の暴力を受けた人は、同じことを次の世代にしてしまうそうです。児童への虐待でも同じことを聞いたことがあります。

いまどきそんな人間を育ててしまう教育者がいることが信じられません。これは根深い、大きな犯罪だと思います。




②高校サッカー選手権 決勝戦前 [サッカー]

今年の決勝は、宮崎鵬翔対京都橘になりました。

毎年国立に決勝戦を見に行くのが恒例となっていますが、今年はなんと成人の日から1週間延期となってしまいました。代替日19日はよりによって大学センター試験の日です。

もともと選手権に出てくる選手たちは、初めから大学進学を多かれ少なかれ…ほとんどが多かれの部類に入ると思いますが…犠牲にしていると思います。高校野球は夏の甲子園で終わるのに、なぜサッカーはこんな時期までやるんでしょうか、以前から不思議でした。

でも当の子供たちは、そして保護者もみんなわかっていながら、選手権の魔力に取りつかれて、走れるところまで走り続け、そして燃え尽きて引退です。プロに進むのはごく一部、良くて進学した大学でプレーできれば幸せです。推薦で進路が決まっている子供はもっと幸せでしょう。でも、サッカーをしていなかったら、せめて夏でやめていたら、人生はいろんな意味で違うものになっていたでしょうね。

もう一度言いますが、みんな織り込み済みです。

そんな背景や思いを背負って出場する選手権、その決勝は、本当に重い。今年も素晴らしい決勝戦になることでしょう。

行きたかったなぁ・・・行こうかなぁ

また書きたくなって…スポーツの話題①クルム伊達公子 [テニス]

ちょっとお休みしてましたが、最近いくつかスポーツの話題があるので、感想をひとくさり。

伊達公子が引退したのは、25歳の時でしたっけ。あぶらののった、さあこれからという時期に、以前から25歳で…というようなことを言ってましたが、まさか本当に引退するとは。

彼女、たしか左利きなんですよね。スポーツでは、テニスも含めマイナーな左利きは有利と言われます。なぜかはわかりませんが、伊達公子はそれをあえて右でラケットを持っています。彼女はごくまれに、右のバックハンドで届きそうにないときに、左に持ち替えて打つことがあります。

伊達の持ち味はライジングショット。私にはとてもできませんが、深く入ってきた速い球を、球速が落ちないうちに、その球の勢いを利用してショート~ミドルバウンドで打ち返す。そのコントロールは非常に難しいんです。テニスをほとんどやったことのない小学生のせがれが、これをうまくやります。生まれ持ったものなんでしょうね。

世界ランキング4位まで上り詰めた伊達が、引退し、また復活、そして今世界4大大会で再び頑張っている姿を見ると、本当に感動させられます。

その姿は私のテニスにも重なるところがあり…え、ずうずうしいですか?でも、意味は大きく違えども、テニスを楽しむ、失うものは何もない、でも考えて、努力する。そのエナジーの大きさは、私とは全然違いますが、でもきっと彼女は今、私と同じように、とっても楽しいんだと思いますよ。

初日の出、そしてしばらくお休み

新年あけましておめでとうございます

いつものような晦日、大晦日、そして正月元旦を迎えました。田舎者なので、正月のしきたりはできるだけ守るようにしてきましたが、今年はアテンションが足らず、車や自転車のしめ縄を準備するのを忘れました。と言っても、田舎のジーさんに作って送ってくれるように言うだけだったんですが。

大晦日は夕食を食べた後、しばらくして年越しそばを作るのが、毎年私の仕事になっています。今年は肉きのこそばに、干しエビを入れて香りづけしました。ほぼ酩酊状態で作るそばでしたが、我ながらおいしくできたと思います。

明けて元旦の朝は初日の出から始まります。ふるまい用のスルメは、今年は私の好きな白イカで、ちょっと保管にしくじったんですが、程よい柔らかさと味があり、初日の出を拝みに来た知り合いの方たちにお分けしました。

実は、残念ながら去年に続き、今年も初日の出は拝めませんでした。今年は朝日の出るあたりに、生憎と雲があり、「今が日の出だ」と分かりながらも、気持ちで拝んで終わりにしました。

私の住むN田市は、ニュータウンの外周道路に初日の出を拝める絶好のスポットがあり、年々人が集まるようになり、今年も予報が晴れでしたから、たくさんの住民が集まりました。

中には初日の出を拝んだ後、そのままS勝寺というお寺まで歩いて初詣も済ましてしまう家族もいます。

いつもお世話になっている近所の方たちが、曇りで初日の出がみられないだろうと思ってもたくさん出てきて、毎年元旦の朝「明けましておめでとうございます」のあいさつができるのは、なんかとても良いイベントです。

さて、私のブログは今日でいったんお休みすることになりました。実は昨年末で失職し、今日から新しい門出で、新しい人生を探そうと考えています。まだまだ頑張らないといけないので、落ち着いたらまた別の場所で再開するかもしれません。

読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。

A happy new year!!

景気は底を打ちましたか [経済]

なんとなく株を見ていると、衆院選で明確になりましたが、その前から少しずつ改善の兆しが見えていたように思います。

日本経済は自民党の勝利で楽観ムードが漂い、脱原発の後退を期待して電力株が大きく上げたりしたようです。

アメリカでは住宅と雇用の改善がみられるようで、あとは経済の崖問題と、ヨーロッパ金融危機、いずれも大きな案件ですが、こっちは予測よりは起こってからの話のようですね。

何とか景気が回復して、もっと楽な生活になってもらいたいものです。今は公的負担が増える話ばかりで、収入が増える話が全然聞こえてきません。

スイミングハイ? [スポーツ]

水泳を始めて2か月ほど経ちました。再開したころは、ノルマの2キロ泳ぐのに3~4回に分けて、タイムも1時間以上かかっていましたが、もうどうやら50分は切れているようで、でも年齢から考えると、40分の壁はとても大きいようです。

今日は泳いでいて、1500mを過ぎたあたりから、突然楽になる感じがありました。泳ぐ苦しさから解放され、ピッチを上げても楽に泳げる感じ、若い頃はそこからどんどんピッチを上げたもんでしたが、今はさすがにどんどんとはいきません。

その感覚はランニングハイと呼ばれる現象に似ているような気がします。体力と筋力が既にピークを過ぎていても、感覚がマヒしていて、どんどん追い込んでいけるような。もうそんなに追い込むようなことはしませんけど。

水泳とテニスでだいぶ体が軽くなりました。体重はほぼ適正値になり、以前のような醜い腰回りはだいぶ改善され、首の下についた脂肪も取れました。まだまだ落とす余地はありますが、無理しなくてもいいでしょう。運動では脂肪が落ちても筋肉がつきますから、体重はなかなか減らないものです。

でもいつまでできますかねぇ。水泳というのは自分との戦いで、退屈なんですよね。泳いでいる間、音楽やラジオを聴くことは出ないし、ラップを取るために時間を見ながら、何往復したかをいつもカウントしないといけません。

でもがんばります。

選挙の判断にならなかった脱原発、普天間問題 [政治]

オスプレイも含め、私にとっては大きなMattersでしたが、結果からみると、政治家よりも有権者の関心は薄かった、というより完全に無視された結果ではなかったでしょうか?どうなることかと気をもんだ立候補者、脱原発を看板に据えていた党もありましたが、完全に置き去りでした。

それよりも日々の生活が大事なのはわかりますが、でも果たして選んだ政治家、政党は本当に有権者の期待に応えてくれるんでしょうか?

今まで政治家には散々裏切られましたが、今回は有権者が期待を裏切りました。そんなに4年前に戻ったほうが良いと考えたんでしょうか?少なくとも自民党は何も変わってませんよね。

今回の選挙でだいぶわかってきました。悪いのは政治家だけではないんだということが。

銃社会から逃れられないアメリカ [事件]

アメリカでまた、多くの子供を含む26人が銃殺されるという、悲惨な銃乱射事件が発生してしまいました。多くの人が心を痛めるこんなショッキングな事件にもかかわらず、おそらくアメリカという国は銃社会から抜け出すことはできないでしょう。

このような事件が起こると、よく言われるたとえに、日本人は「だから銃を規制して社会からなくさないといけない」、でもアメリカ人は、「だから銃を持って、自らの安全を守らなければならない・・・」。とてもよく、それぞれの国民性を表しているセリフだと思います。さて、小学生に銃を持たせて、自らの安全を守るんでしょうか?

子供は親や先生が守るものではなく、社会が守るものだと思います。社会が育て、みんなの共有財産といっても過言ではないくらい、大切なものだと思います。それができないアメリカは、おかしい。きっとみんなわかっていて、でも解決策がないのでしょう。

残念ながら、今後も同じような悲惨な事件は続きます。

以前一緒に仕事をしていた男は、とても良い奴で、古き良きアメリカ人の爺さんといった感じでした。昼を食べに会社を出て、余った時間によくリサイクルショップに立ち寄って、自分のほしい中古の拳銃を探していました。

自宅に遊びに行った時も、自分の集めたものだと何丁もの拳銃を見せてくれました。これがアメリカなんだなと、どの家庭にも普通に数丁の拳銃があるのかと、思い知らされました。その頃も悲惨な銃乱射事件はあったかと思いますが、なぜかその拳銃と、事件とは結び付くことなく、漠然と受け止めていたような気がします。

もちろんほとんどの拳銃やライフルは、練習以外の場所で使われることは無いんですが。

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