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首相官邸前シュプレヒコール その3 [原発]

7月13日も行ってきました。規模は広がりを続けていますが、警察の警備、規制もだんだんと厳しく、意地悪になってきました。

あらかじめ本部は抗議行動を申請し、どのエリアにひとを集めるか取り決めをしています。整理の方に地図を見せていただき、どのあたりで抗議するのかを決めて、場所の確保の作戦を練りました。

http://www.asahi.com/special/energy/TKY201207120677.html

若い警察官がいて、私は「ここは抗議行動をする場所としてあらかじめ申請してある場所だ」と言うと、「状況に応じて変更されるから」と、なるほどもっともではあるが、会話の成り行きから口から出まかせであることは明白でした。そこで言い争いをしても仕方ないので、ちょっとだけ世間話をして、ポールポジション、またはトップ下の場所を狙いました。場所は内閣府下交差点。ここはもう一方の国会議事堂前と同じくらい首相公邸に近い位置になります。野田の言うところの音が聞こえるくらいの位置になります。

【大問題】抗議行動も終盤、7時40分頃、突然警察が交差点周辺で抗議していた我々を、車道に押し出そうとする行動に出ました。特に抗議している人たちが、立ち入り禁止エリアに入ろうとしたでもなく、唐突に民衆を車道に押し出そうとしたんです。車道に押し出されてはかなわないので、押し問答が始まりました。民衆を押し出そうとする警察官は、色んな人の携帯・スマートフォンの動画撮影の対象となり、色んなところで「やめてくれ~!!」、「いたい!!」の声が上がりました。

警察側は何かしらトラブルを誘発させようとする、挑発的な態度が見え見えで、当日の鉄柵がそれを物語っていました。しかし集まった人たちのほとんどが冷静な紳士淑女で、社会的な地位の高そうな人も多く、なかなかそんな挑発には乗りません。

ただ一部、警察官にやたらと罵声を浴びせるひともいて、そんな無駄なことはやめてほしいなと心の中で思いましたが、怖くて言いませんでしたけど。

間違えていけないのは、相手は野田であり、枝野、細野、藤村です。警官と喧嘩したって、言い争いしたって、抗議しにくくなるだけで百害あって一利なし。ましてや絶対けが人を出してはいけません。

【提案】参加者には、警官と日常会話するくらいの余裕を見せて、仲間になりましょう。彼らは仕事でやってるんです。奥さん、子供もいるでしょう。毎週集まる我々のビジョンははっきりしていて、心の中では理解しているはずです。人間ですから。

給料も、涼しげな警備車の中のエアコンを動かしているガソリン代も全部我々の税金です。我々の下僕の方たちを敵にしてはいけません。

田中康夫が風船を配っていました。政治家は国会内で原発を反対し、再稼働を防ぐべきで、我々と一緒にシュプレヒコールしてもしょうがないだろう。どうせ後になって、俺が私が一緒に反対したからと言われては気分が悪い。あなたたちがやってくれないから民衆がたちあがっているんだから。

帰り際もらった風船を、こどものいそうな警察官にあげようとしたら、さすがに断られました。持って帰ったら、大変なことになっていたでしょう。でも、楽しいですよね。

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